御開帳 再会は09年に 「御還座式」で関連行事終了
6月2日(月)
掲載
 本堂を後にする前立本尊の輿の行列=1日午後1時10分、長野市の善光寺 |
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長野市の善光寺で一日、本尊の分身として御開帳中に公開された前立(まえだち)本尊を大勧進の宝庫に戻す御還座式があった。本堂から前立本尊が入った厨子(ずし)を輿(こし)に乗せてゆっくりと運び出す様子を、参拝客らが見守った。これで御開帳の関連行事はすべて終了した。
天台宗、浄土宗の一山住職が本堂内々陣で般若心経を唱え、厨子を内陣の輿に移動。白装束の男性たちが、ゆっくりと参拝客の間をぬって大勧進万善堂まで運んだ。万善堂では一山住職が般若心経を唱え、御還座式を終えた。
前立本尊が入った厨子はこの日、大勧進の小松玄澄貫主、大本願の鷹司誓玉上人の立ち会いのもと、大勧進の宝庫に戻された。次に前立本尊が姿を現すのは二〇〇九年の予定。
松本市神林の森村静馬さん(71)と昭江さん(75)夫妻は、境内をゆっくりと通り過ぎていく輿を静かに眺めていた。静馬さんは「輿を見ることができただけでもありがたい。無心に祈りました」と話していた。
御還座式に先立ち、前立本尊と善の綱で結ばれた本堂前の回向柱に感謝する法要も営んだ。
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