56日間 幸せ願った600万人 閉幕告げる「結願大法要」
5月31日(土) 掲載 



 長野市の善光寺で三十一日午前、御開帳の閉幕を告げる「結願(けちがん)大法要」が本堂の内々陣で厳かに営まれた。夕方の夕座法要で大本願の鷹司誓玉上人が前立本尊が安置された厨子(ずし)の扉を閉め、過去最高となる六百万人を超える人々を集めた五十六日間の御開帳を終える。

 台風4号とその後変わった温帯低気圧の影響で、市内は早朝から雨。悪天にもかかわらず、早くから傘を差した大勢の参拝客が詰めかけた。浄土宗、天台宗の順で法要が営まれ、御開帳の無事終了に感謝した。法要前後には本堂前などに「お数珠頂戴(ちょうだい)」の列ができ、参拝客は善光寺住職から数珠を授かっていた。

 この日は家族連れの姿も目立った。新潟県妙高高原町の望月和也さん(68)、豊子さん(64)夫妻は期間中に一度二人で参拝したが、最後に二人の孫を連れて来たくて二度目の参拝。和也さんは「元気に育つようにしっかり祈りました」と話していた。



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