御開帳の経済効果1034億円と推計 長野経済研
6月13日(金)
掲載
長野商工会議所などでつくる善光寺御開帳奉賛会と長野経済研究所(長野市)は十二日、四月六日―五月三十一日の五十六日間行われた善光寺(同市)御開帳による県内の経済効果が、推計で千三十四億八千万円に上るとする調査結果をまとめた。
調査は期間中の平日三日、休日三日の計六日間、参拝客に「一人当たりの観光予算」「観光日程」など十三項目を尋ね、三千十四人が回答した。これに全体の参拝者数(約六百二十八万人)などを計算に入れ、試算した。
経済効果の内訳は、ホテル・旅館への宿泊費が二百五十六億七千万円で最も多く、次いで土産代の二百二十七億七千万円、飲食費百六十四億七千万円などの順だった。
高速交通網の整備が進んだため、県外客の割合は前回(九七年)の御開帳の67・7%から75%に増加。逆に日帰り客は60・5%から52・9%に減少し、宿泊の経済効果を高めたようだ。同研究所は「五十代以上の参拝客が増え、宿泊を伴うゆっくりとした日程を選ぶ人が多かったのではないか」とみている。
前回は、奉賛会が単独で調査し、経済効果を四百四十八億九千万円と推計。ただ、今回と質問項目が異なることから「比較はできない」(長野経済研究所)としている。
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