2009年1月29日
「篠ノ井大獅子」善光寺奉納へ 御開帳で地元住民計画
御開帳期間中の善光寺に奉納される予定の篠ノ井大獅子=昨年7月6日
長野市篠ノ井地区の住民らが、善光寺御開帳期間中の5月10日に、市無形民俗文化財に指定されている獅子舞「篠ノ井大獅子」を善光寺に奉納しようと準備を進めている。28日は、長野商工会議所篠ノ井支所で「篠ノ井大獅子奉納会」の設立総会を開き、区長や住民自治協議会役員など約80人が、奉納に向けた計画を確認した。
7年目に1度の御開帳を篠ノ井地区住民が一帯となって盛り上げ、立派な大獅子も全国にPRしようと企画した。
当日は、篠ノ井の内堀区、芝沢区にそれぞれある2基の大獅子を、子どもから大人まで約1000人の大行列で引きながら、長野駅近くの同市末広町から善光寺に向けて中央通りを約3時間半かけて練り歩く。道中、有志や小中学生が太鼓や吹奏楽を披露。その後、善光寺山門(三門)付近で獅子舞を奉納する。事業費は約670万円で、市から補助を受け、残りは寄付金などで賄う考えだ。
大獅子は旧篠ノ井町が発足した1914(大正3)年、不景気にあえいでいた町に活気を取り戻そうと住民たちが手づくりで始めた。現在の獅子頭は3代目で、高さ、幅ともに1メートル余りもある。
この日、奉納会長に選ばれた長野商議所篠ノ井支部長の中嶋君忠さん(68)は「地域が一体となって不況を吹き飛ばすよう、元気に盛り上げたい」と意気込んでいた。
(提供:信濃毎日新聞)
