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善光寺平に「アートライン」 2市1町の15館が連携へ

 長野市、須坂市、上高井郡小布施町にある美術館や博物館15館が30日、観光客の誘致や教育事業で連携する「善光寺平アートライン推進協議会」を設立した。4月5日-5月31日の善光寺御開帳を皮切りに、協力して展示品やイベントをPR。各館のレベルアップも図る。
 全国的に美術館などの来館者数が伸び悩む中、3年ほど前から「各館が情報を共有したらどうか」との意見が出ていたという。協議会は手始めに、各館の所在地や展示を紹介するパンフレットを10万部作り、駅や観光案内所で配布。来館者には、協議会に加盟する別の館や地域にも足を運ぶよう働き掛ける考えだ。
 長野市内で開いた設立総会には、県信濃美術館・東山魁夷館(長野市)など主な8館の代表が出席。理事長に選ばれた北野美術館(同)の小池佳子副館長は「この地域では従来なかった試み。御開帳で善光寺を訪れる人にも立ち寄ってもらえるようにしたい」と話す。
 県内では、安曇野市や諏訪地方、北佐久郡軽井沢町に同様の組織がある。安曇野ちひろ美術館(北安曇郡松川村)の館長で「安曇野アートライン推進協議会」にも入っている松本猛・県信濃美術館長は「学芸員の交流や(メディアなど)外部へのアピールから始めたい」と話していた。

(提供:信濃毎日新聞