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松代町で回向柱のお浄め式 3月29日に善光寺へ

お浄め式の会場に並んだ善光寺御開帳の回向柱=8日、長野市松代町の松代藩文武学校

 4月5日に始まる長野市の善光寺御開帳で、本堂前と釈迦(しゃか)堂前に建てる大小2本の回向(えこう)柱のお浄(きよ)め式が8日、同市松代町の松代藩文武学校で行われた。
 回向柱は、本堂前用が45センチ角、長さ10メートル、釈迦堂前用は30センチ角、長さ6メートル。上水内郡小川村にあった高さ20メートル、推定樹齢270年のスギ2本を昨年10月に切り出して製材した。
 式では善光寺の住職らの読経の後、「善光寺回向柱寄進建立会」の松代町の住民らが献香。赤みを帯びた木肌に触れた人たちからは「これは立派だ」との声が聞かれた。用材を提供した同村小根山の会社員、和田喜幸さん(59)は「この柱で祭りが盛大になればうれしい」。同建立会の市川浩一郎会長(67)は「不景気の今、柱に触れることで多くの人に御利益があるといい」と話していた。
 回向柱は3月29日の受入式に合わせて善光寺に運ばれる。
 善光寺事務局によると、2本の回向柱は御開帳のシンボルであり、それぞれ本堂の前立本尊、釈迦堂の如来と綱で結ばれ、柱に触れることで本尊などに直接触れたのと同じ御利益があるとされる。

(提供:信濃毎日新聞