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善光寺の知識「深まった」 長野で100人が歴史を予習

善光寺御開帳について話す長野郷土史研究会の小林一郎会長

 長野市の北野カルチュラルセンターは22日、長野郷土史研究会会長の小林一郎さん(58)を招き、講義「不思議の寺 善光寺」を開いた。4月5日からの善光寺御開帳を前に、市民に同寺の歴史を「予習」してほしいと企画。約100人が耳を傾けた。
 小林さんは、中世から本尊に似せた善光寺仏を背負った善光寺聖が各地を回っていたと指摘。善光寺信仰が広がったのを受けて「江戸時代の1692年に前立本尊を江戸の寺院に一時移したのが御開帳の起源」とした。
 7年目に1度の開催なのはなぜかと参加者が質問。小林さんは「明治以降にたまたま習慣になった。それ以前は不定期に行われていた」と答えると、驚きの声が上がった。
 御開帳中に参拝するつもりという会社員塚川剛さん(51)=千曲市=は「今まで疑問だったことが解け、知識を深めるいい機会だった」と話していた。
 講義は同センターが2007年から開いている北野ゼミナールの6回目。文化的な知識を深めようと、その時期に合った話題を取り上げている。

(提供:信濃毎日新聞