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29日に回向柱奉納行列 牛に引かれ960人長野を歩く

長野市松代町の文武学校で29日の奉納を待つ回向柱

 4月5日に始まる善光寺御開帳のシンボルとなる回向柱(えこうばしら)の奉納行列が29日、長野市内で行われる。柱を寄進する同市松代地区の住民ら約700人余が地区内で柱を引いて回った後、2頭の牛も加わり、過去最多とみられる約960人が中心市街地の中央通りを練り歩いて柱を善光寺に奉納する。
 回向柱は、45センチ角で長さ10メートルと、30センチ角で長さ6メートルの計2本。本堂前に立てる大きい柱は、本堂に安置された前立(まえだち)本尊と綱で結ばれ、触れると仏との縁が結ばれるとされる。小さい柱は釈迦(しゃか)堂前に立てる。
 奉納行列は同市松代町の文武学校を午前7時50分に出発し、約1時間半かけて長野電鉄松代駅前に到着。その後、回向柱は同市岡田町の八十二銀行本店前にトラックで運ばれ、午後零時15分にJR長野駅に近い末広町交差点を出発。中央通りを北上し、午後2時ごろに善光寺に到着し、本堂前で受け入れ式を行う。
 行列は、御輿(みこし)に乗った真田家14代当主のほか、参加者が姫や腰元、侍などの衣装を着てにぎやかに進む。御開帳奉賛会の役員約120人も紋付きはかまで臨む。中央通りでは、杉の巨木から回向柱を製材した際に余った部分で作った長さ12センチ、1・5センチ角のペンダントを1000円で進呈するコーナーを3カ所設ける。
 行列に伴い、松代町では国道403号の木町交差点から中町交差点までを午前8時15分-9時ごろ、中央通りは行列の進行に合わせて午前11時半-午後3時まで、それぞれ歩行者天国となる。

(提供:信濃毎日新聞