2009年3月30日
牛に引かれて回向柱奉納 善光寺へ善男善女ら1000人
大勢の人と牛に引かれ、到着した回向柱。左は釈迦堂の回向柱=29日午後、長野市の善光寺
4月5日に始まる善光寺御開帳のシンボルとなる回向(えこう)柱の奉納行列が29日、長野市内で行われた。開幕前の最大のイベントで、公募した善男善女役や2頭の牛が大小の柱2本を引いて練り歩き、大勢の見物人が沿道で見守った。
午前8時前、柱を寄進した同市松代地区の住民ら700人余が、柱をトラックに載せて松代町の文武学校を出発。綱を引く善男善女の前を、着物姿の姫や腰元、やりを掲げた隊列などが先導し、同地区の商店街を巡った。
午後は市中心部に移動。長野商工会議所などでつくる御開帳奉賛会の役員らも加わり、約1000人が善光寺の表参道に当たる中央通りを進んだ。本堂前では同寺事務局の若麻績信昭寺務総長が待ち受け、回向柱寄進建立会の市川浩一郎会長が寄進目録を手渡した。
2本の柱のうち、長さ10メートルの大きな柱は4月3日、本堂前に人力で建立。公開される前立(まえだち)本尊を宝庫から移す「御遷座(ごせんざ)式」がある4日に前立本尊と綱で結ばれ、5日の開幕を待つ。
(提供:信濃毎日新聞)
