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信毎御開帳関連ニュース

「徳行坊」が一般客案内 毎日3回、大本願前から

善光寺の徳行坊が御開帳の案内に使う、集合の目印となる旗

 善光寺の信仰や歴史についても知ってほしい-。長野市の善光寺の御開帳が5日に始まるのに合わせて、同寺の宿坊の一つ「徳行坊」に所属する公認案内人が御開帳の案内をする。宿坊の泊まり客への案内は日ごろも行っているが、一般客を対象にするのは初めて。御開帳を訪れる参拝客は着実に増えている一方で、観光イベントとしての側面が強くなりつつあることから、歴史などもしっかり伝えていこうという取り組みだ。
 公認案内人は、宿坊の住職や副住職、執事を対象にして、善光寺事務局が資格を与えている。徳行坊に所属する案内人のうち、御開帳期間中の法要などで忙しい住職らに代わり、10人いる執事のうち5、6人が一般客の案内を担当する。
 今回の案内を発案した若麻績敬史住職は「善光寺を訪れるだけでも信仰を感じることはできるが、善光寺についてより深く知ってほしい」と話す。
 御開帳の参拝客は、4回前の1985年の300万人余から、前回の2003年は約2倍の628万人を数えた。法要などのイベントのある日は、混雑のために厳粛な雰囲気を感じることが難しくなってきている。
 若麻績住職は、御開帳ばかりでなく、年間を通じて一般客を案内する仕組みも整えたい考えだ。「年間参拝客のうち8割を占める個人客に、観光だけでなく信仰にも触れてほしい」と話している。
 案内の集合場所は善光寺の大本願前で、時間は毎日午前9時半、午後零時半、同3時半の3回。混雑具合にもよるが、境内を歩いて大本願宝物殿と前立本尊を参拝する。本堂・史料館・経蔵参拝券料、大本願宝物殿拝観料を含め、参加料は大人700円、高校生300円、小中学生100円。問い合わせは案内専用電話(電話080・1043・3417)へ。

(提供:信濃毎日新聞