2009年4月 5日
県信濃美術館で「"いのり"のかたち-善光寺信仰展」開幕
信濃美術館で開幕した「善光寺信仰展」。前立本尊に似ているとしてドイツから届いた「阿弥陀三尊立像」も展示している
長野市箱清水の県信濃美術館で4日、同市で5日開幕の善光寺御開帳に合わせた企画展「"いのり"のかたち-善光寺信仰展」(県、信濃毎日新聞社など主催)が始まった。人々が守り伝えてきた仏像を通して、善光寺信仰の広がりや、仏像に込められた思いに触れようと、初日から多くの人が来場した。
御開帳ごとに公開される善光寺の前立(まえだち)本尊にうり2つの阿弥陀(あみだ)三尊立像(ドイツ・リンデン民族学博物館所蔵)や、鎌倉時代の仏師快慶の作で、東大寺俊乗堂で年に2日しか公開されない阿弥陀如来立像(重要文化財)など約60点が展示されている。来場者は仏像の1つ1つを、正面や横、後ろなどさまざまな角度から鑑賞していた。
同日午前の式典では関係者らがテープカット。同館の松本猛館長は「個々の仏像の美しさや素晴らしさのほか、その像が背負ってきた文化や歴史を善光寺御開帳に合わせて感じてほしい」とあいさつした。5月31日まで。
(提供:信濃毎日新聞)
