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桜に囲まれ御開帳 飯田・元善光寺でも始まる

回向柱の開眼供養が営まれ、御開帳が始まった元善光寺

 飯田市座光寺の元善光寺でも5日、開扉大法要と回向柱(えこうばしら)の開眼供養が営まれ、5月末まで57日間の日程で御開帳が始まった。寺によると、中京圏からツアー客らも訪れ、初日は前回より2000人ほど多い約1万3000人の参拝でにぎわった。期間中、40万人の参拝客を見込んでいる。
 午前9時、本多秀賢住職が本堂で前立本尊を安置した厨子(ずし)の扉を開け、飯田下伊那地方の天台宗の住職9人と「阿弥陀(あみだ)経」を読経。開扉大法要が終わると、本尊の右手と5色の「善の綱」で結ばれた回向柱の前で、「般若心経」を上げて開眼供養もした。
 儀式が終わると、参拝客が回向柱を囲み、珍しそうに触れたり無病息災などを祈ったり。名古屋市からツアーで訪れた小倉恒夫さん(77)は「長野の善光寺にも行ってみたい」。境内のソメイヨシノは満開で、飯田市内から訪れた酒井孝一さん(75)は「今回は桜の見ごろとも重なったね」と、御朱印を求めていた。
 本多住職は「7年目に1度の御開帳が迎えられてうれしい。御開帳効果で地域の活性化にもつながれば」と期待していた。
 参拝は午前8時半から午後5時まで。26日には稚児行列もある「中日大法要」、5月10日は「慰霊祭大法要」などが営まれる。

(提供:信濃毎日新聞