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前立本尊公開―御開帳始まる 回向柱に長い列

好天に恵まれた御開帳初日。小松玄澄・大勧進貫主の「お数珠頂戴」には、参拝者の長い列が出来た

 7年目に1度の善光寺(長野市)御開帳が5日、開幕した。午前6時から本堂で行われた「お朝事」で、秘仏である本尊の分身に当たる前立(まえだち)本尊が開帳(公開)され、本堂で御開帳の始まりを告げる開闢(かいびゃく)大法要が営まれて5月31日まで57日間の日程がスタートした。
 お朝事では、本堂からあふれるほど大勢の参拝者が前立本尊の開帳を待ちわびる中、大勧進の小松玄澄貫主が前立本尊を納めた厨子(ずし)の扉を開いた。中から現れた金色の前立本尊の姿に、ため息交じりのどよめきが本堂に響き渡った。
 本堂前に立ち、前立本尊と綱で結ばれた回向(えこう)柱には、参拝者が長い列をつくって次々と触れ、家族の健康や景気回復などを願った。
 この日は、飯田市の元善光寺のほか、山梨、岐阜県内にある3つの別の善光寺でも同日程で御開帳が開幕。3月20日に始まった愛知県内の善光寺も含め、初の「6善光寺同時御開帳」となった。

(提供:信濃毎日新聞