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北向観音「両参り」にぎわい 上田・別所温泉

長野市の善光寺も訪れる観光客らでにぎわう上田市別所温泉の北向観音

 長野市の善光寺御開帳が始まったのに伴い、上田市別所温泉の北向観音も観光客らでにぎわい始めた。別所温泉観光協会は旧市営温泉施設の駐車場を借り上げ、観光バス用の駐車スペースを普段より10台多い40台とし、受け入れ態勢を整えている。
 北向観音は、本堂が南向きの善光寺と向き合っていることから、「来世往生」をかなえる善光寺と「現世利益」をもたらす北向観音の両方を詣でる「両参り」により、御利益が増すといわれる。
 6日は、群馬や茨城などの関東圏や、大阪などの近畿圏のナンバーの観光バスが別所温泉内の駐車場に乗り入れた。1泊2日のツアーに参加し、北向観音に参拝した大阪府の男性(67)は、善光寺には7日に参拝する。「両参りは初めて。家族の健康をお祈りします」と話していた。
 同観光協会によると、御開帳が始まった5日は、14台の観光バスが駐車場を利用。前回の御開帳があった2003年5月には、110台が利用した日もあったという。別所温泉旅館組合の倉沢章組合長(58)は「前回に比べればゆっくりとした出足」とみており、今後の客足の伸びに期待している。

(提供:信濃毎日新聞