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御利益求め参道に人波 御開帳始まり初の土曜日

回向柱に触れるための行列が仲見世通りまで延び、参拝客で埋まった善光寺参道=11日午前10時半

 善光寺(長野市)御開帳が始まって初めての土曜日となった11日、午前中から大勢の参拝客が訪れた。触れると仏との縁が結ばれるとされる回向(えこう)柱の前には長い列ができるなど、境内や参道は人波で埋まった。
 回向柱に向かう列は一時、250メートルほどに及んだ。「回向柱の参拝に1時間以上、(本堂床下の回廊を巡る)お戒壇巡りは1時間15分」のアナウンスに「こりゃ、だめだ」と境内を後にする人も。一方で「回向柱に30分、お戒壇巡りに1時間並んだ」という新潟市の女性グループは「それぞれが興味深く、待ったかいがあった」と笑顔。
 参道の仲見世も、土産物を求める客などでにぎわった。甘味処の従業員は「(5日の開幕から)徐々にお客さんが増えてきました」と忙しそうに話していた。
 善光寺事務局は、参拝者の出足について「不景気の中だが、前回の御開帳に比べやや多目の印象」としている。

(提供:信濃毎日新聞