お知らせ

信毎御開帳関連ニュース

宗派を超えて祈り、「全国善光寺会」が法要

回向柱前での庭儀式の後、本堂へ向かう全国善光寺会の僧侶らの行列

 御開帳でにぎわう長野市の善光寺で11日、同寺にゆかりのある全国260の寺社でつくる「全国善光寺会」が法要を営んだ。大勢の参拝客が見守る中、北海道から兵庫県までの33寺の住職らが行列をつくって参道をゆっくりと進み、本堂前などで宗派を超えて祈りをささげた。
 行列には、善光寺とともに「六善光寺同時御開帳」を行っている飯田市の元善光寺や、甲斐善光寺(甲府市)、善光寺東海別院(愛知県稲沢市)、岐阜善光寺(岐阜市)、関善光寺(岐阜県関市)も参加した。
 一行は、善光寺会会長を務める善光寺事務局の若麻績信昭・寺務総長を先頭に大勧進を出発。境内に立つ回向(えこう)柱の前で一緒に経を唱えると、周りを囲んだ参拝客も手を合わせてじっと拝んだ。
 飯田市の会社員、生(いく)谷(たに)有樹子さん(30)は「実家のある名古屋市にも善光寺があることを初めて知った」と興味深そうに行列を眺めていた。
 全国善光寺会は、善光寺の名称や、阿弥陀如来(あみだにょらい)像と2体の菩薩(ぼさつ)像からなる善光寺仏を安置するといった共通点がある寺などが1993年に設立。2年に一度、善光寺サミットを開いている。

(提供:信濃毎日新聞