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大法要で稚児の舞披露 長野の小四12人大役へけいこ

御開帳の中日庭儀大法要に向けて稚児行列の練習をする女児たち

 善光寺(長野市)御開帳のメーン行事となる「中日(ちゅうにち)庭儀(ていぎ)大法要」で、長野市内の女子小学生12人が稚児の舞を披露する。また、御開帳の「雅楽奉納演奏」にも県内の僧侶の子ども4人が登場する。ともに「一生に一度」の大役となることから、最後の仕上げに励んでいる。
 中日庭儀大法要は、浄土宗が25日、天台宗は5月9日に営む。浄土宗の大法要では稚児による「礼讃舞(らいさんまい)」が披露される。
 礼讃舞を舞う12人はいずれも小学校4年生で、ガールスカウト日本連盟県支部第11団と同第31団のメンバー。浄土宗の大本願の住職、鷹司誓玉上人が両団の団委員長を務めていることから両団のメンバーから選ばれた。6回前の御開帳からガールスカウトから選ばれている。
 稚児は、大本願に伝わる狩衣(かりぎぬ)を着るため、身長は130-140センチの女児に限られる。昨年7月のガールスカウトのキャンプで、指導役の尼僧が行儀や生活態度をみて選んだという。
 12人は2月から週末に大本願に集まり、けいこを重ねてきた。舞に合わせる経を覚えることから始め、荘厳さを表現する独特の歩きを収得。華皿や香炉などの道具を手にして、歩きながら舞を披露するけいこを続けてきた。
 12日は、初めて本番用の冠をかぶり、稚児行列の練習をした。尼僧からは「視線を落とさない」と厳しい声も掛かった。信大付属長野小学校(長野市南堀)の島村瑞稀さん(9)は「稚児に選ばれてうれしかった気持ちを思い出して頑張りたい」と話していた。
 県内の浄土宗の若手僧侶でつくる「大本願雅楽会」が18日に本堂前で奉納する雅楽演奏には、同会会員の娘4人が参加する。4人は小学4年から高校1年。後半で踊る舞「迦陵頻(かりょうびん)」は、極楽鳥に扮(ふん)した4人の動きが見どころになるという。千曲市戸倉小学校6年の山極茜里(あかり)さん(11)は「御開帳の舞台に立てるのは一度きり」と、多くの人に見てもらうのを楽しみにしている。

(提供:信濃毎日新聞