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信毎御開帳関連ニュース

ようこそ外国人観光客 通訳ボランティア常駐

スペイン人観光客に御開帳について説明する「梵鐘の会」の会員(左)

 御開帳でにぎわう善光寺(長野市)で、7年目に1度の一大行事を外国人観光客にもより深く知ってもらおうと、民間団体や企業が活動している。通訳ボランティアのグループは、会員が交代で境内入り口の案内所に常駐。長野市の企業は初めて、6つの言語に対応した「多国語音声ガイド」を貸し出している。信州・県観光協会などは、人気の県内観光地と善光寺を組み合わせた旅行プランをPRし、外国からの観光客増加に期待をかけている。
 通訳ボランティアをしているのは「梵鐘(ぼんしょう)の会」。1998年の長野冬季五輪の際に善光寺でガイドをした有志が同年秋に結成した。案内所に毎日午前8時半から夕方まで計4人が待機。通り掛かる外国人に声をかけて、主に英語で案内を買って出ている。
 御開帳を知らずに来たというスペイン人の男性2人組は、会員から写真を見せられながら御開帳の意味を教えられ、早速本堂へ。前立(まえだち)本尊の美しさが印象的だったといい、「ボランティアの情報が役立った」と喜んでいた。
 多国語音声ガイドは、印刷や製本などを手掛ける「ダンクセキ」が開発。専用の境内案内図に記された見どころに印刷されたコードを専用端末で読み取ると、解説の音声が流れる仕組みだ。日本語、英語、韓国語、スペイン語と中国語2種に対応。同案内所で2時間600円で貸し出し、利用者の3割が外国人という。
 一方、信州・県観光協会は1年ほど前から、御開帳の外国語パンフレットを、周辺観光地のパンフレットとともに台湾やオーストラリアなどの旅行代理店に送付。大町市と富山県を結ぶ「立山黒部アルペンルート」や、温泉に入る猿で知られる地獄谷野猿公苑(下高井郡山ノ内町)など、人気の観光地と組み合わせた旅行プランのPRに力を入れてきた。
 台湾などアジア地域の旅行客に人気の高いアルペンルートも全線開通した。善光寺御開帳は5月31日まで。同協会は「アジア方面からの観光客が増えるのはこれから」とみている。

(提供:信濃毎日新聞