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雨中厳か中日庭儀大法要 鷹司上人や浄土宗一山住職

雨の中、本堂前で厳かに行われた中日庭儀大法要(浄土宗)=25日午前10時55分

 善光寺(長野市)で25日、御開帳の中日(なかび)を挟んで行う重要な行事の一つ、浄土宗の中日庭儀(ちゅうにちていぎ)大法要が行われた。降りしきる雨の中、善光寺住職の鷹司誓玉上人や同寺浄土宗一山(14坊)の住職らが本堂前で経を読む姿を、大勢の参拝客が傘を差して見守った。
 午前10時、雅楽が境内に響く中、鷹司上人を乗せた輿(こし)が同寺大本願を出発。雨がっぱを着た稚児約80人や赤い傘を差し掛けられた一山住職、信徒ら約500人とともに本堂に向けて進んだ。
 本堂前で輿から降りた上人や一山住職は、回向(えこう)柱の前で読経。白と赤の狩衣(かりぎぬ)を着た市内の女子小学生12人は、善光寺の本尊である阿弥陀(あみだ)如来をたたえる礼讃舞(らいさんまい)を山門の下で披露した。
 一山住職らが本堂の回廊を巡りながら、ハスの花びらをかたどった散華(さんげ)と呼ばれる五色の紙をまくと、回廊の下に集まった参拝者が手を伸ばして求めた。本堂内でも法要があった。
 家族と参拝した茅野市宮川小5年の古田敦子さん(10)は「世界中が平和になるようにお願いした。(散華は)勉強机に飾ります」と話していた。
 天台宗の中日庭儀大法要は5月9日に行う。

(提供:信濃毎日新聞