2009年5月 2日
歴史や本尊を絵解きで説明 「善光寺信仰展」で15日も
善光寺縁起の絵解きを披露する小林さん
善光寺(長野市)の御開帳に合わせて「"いのり"のかたち-善光寺信仰展」(県、信濃毎日新聞社など主催)が開かれている長野市の県信濃美術館で1日、「歴史の町長野を紡ぐ会」代表の小林玲子さん(57)=長野市七瀬南部=が善光寺縁起の絵解きを披露した。掛け軸に描かれた絵を示しながら、善光寺の歴史や本尊にまつわるいわれを訪れた人たちに話した。
絵解きに使われたのは、飯山市常盤の柳新田地区に伝わる掛け軸2幅。一つには善光寺如来が描かれ、もう一つには善光寺のいわれが27場面に描かれている。天竺(てんじく)から百済、日本へと、善光寺の本尊がどのように渡ってきたのかを伝える物語が丁寧に語られた。
掛け軸は、今回のために同地区から借り受けた。掛け軸はかつて講で使われたとされ、小林さんは「地区で掛け軸を守り、今に残っているのは貴重」と話した。
会場には一般の来場者のほかに、近くの城山小学校の6年生35人と、長野清泉女学院高校で美術を選択する2年生18人も訪れた。同高の後藤陽可(はるか)さん(16)は「身近なお寺だけれど、知らない話で勉強になった」と話していた。
絵解きは、15日も午前10時からと同11時からの2回行われる。
(提供:信濃毎日新聞)
