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牛に引かれて...千曲から300人 歩いて善光寺詣り

八幡原史跡公園を牛と共に出発する参加者たち

 千曲市の戸倉上山田温泉から御開帳中の長野市の善光寺までを歩く「牛に引かれて善光寺詣(まい)り2009」が6日、開かれた。3月の回向(えこう)柱の奉納行列で綱を引いた12歳の雌牛「杏花(きょうか)」も登場。県内外から参加した5歳から79歳までの300人が雨の中、30キロの道のりを楽しんだ。
 年老いた女性が牛に導かれて善光寺を訪れ、信仰に目覚めたという故事にちなみ、同温泉旅館組合青年部などでつくる実行委員会が毎年開いており、28回目。一行はそろいのヒノキがさ姿で午前7時半に温泉街を出発。山伏姿や江戸時代の旅人姿など思い思いの格好で、千曲川の堤防沿いや長野市の八幡原史跡公園を巡り、午後3時ごろ、続々と善光寺に到着した。
 スタート地点と史跡公園に登場した牛の杏花も、最後の200メートルを同道。本堂前の回向柱に触れた参加者は「ようやく着いた」と満足げ。「年男なので縁起がいいから」と、小学6年生の息子と参加した田中勇さん(48)=千曲市=は「雨のおかげで涼しく歩きやすかった。回向柱の触り心地もいいね」と話していた。

(提供:信濃毎日新聞