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県内物産展が人気 長野の駐車場で10日まで

善光寺の参道沿いで開催し、人気を呼んでいる県内物産展

 善光寺御開帳に合わせ、長野市大門町の市営駐車場の特設会場で1日から10日まで開いている農産物加工品などの県内物産展が人気を呼んでいる。善光寺奉賛会と長野商工会議所が、参拝客を市中心部に誘導しつつ、満足度を高めようと初めて企画。来訪者には各地の産品や軽食が買える場所、出店側には消費動向を直接感じられる機会になっている。
 「ここにしかないよ」「味見していって」-。中央通りの大門交差点北西の会場にはテント張りの10ブースがずらり。長野市のほか、塩尻、東御、飯田の各市などから14団体が一部日替わりで出店する。お客は途切れず、くるみ菓子や、辛味大根の漬物、豆腐のみそ漬けなどを試食し、気に入ったら購入。千葉県の男性は「周辺にこういった所がない。もっと規模が大きくてもいい」と話した。
 前回の御開帳で、観光バスなどの参拝客が市街地をあまり回遊せず商売に結び付かないことが課題に挙げられた。今回は、積極的な「仕掛け」として発案。出店料は1日1ブース3万円で、応募開始直後に枠が埋まった。
 宮下製氷冷蔵(飯田市)は県外に卸す菓子などを販売。小沢克彦販売課次長は「お客さんの反応、出店者間の交流も勉強になる。おやきの人気ぶりに驚いた」。販路開拓したい加工品を並べた伊那市内の団体は、特長があり価格が手ごろでないと売れない、など課題が見えたという。
 来場者数は、予想以上で、8日までに1日平均約8000人。全体の売上高は計1000万円を目指している。長野商議所は「長屋のような連携もできてきた。周辺の小売店にも刺激になれば」としている。

(提供:信濃毎日新聞