2009年5月11日
篠ノ井大獅子を奉納 2基が善光寺表参道練り歩く
芸妓衆を乗せた屋台とともに進む篠ノ井内堀地区の大獅子=長野市の中央通り
善光寺(長野市)の御開帳に合わせて、長野市篠ノ井の住民らが10日、地元で受け継がれている市無形民俗文化財の獅子舞「篠ノ井大獅子」の奉納行列を同寺の表参道「中央通り」で行った。内堀区、芝沢区の2基の大獅子が山門(三門)まで約2キロを3時間半かけて練り歩いた。
獅子頭(がしら)は幅、高さがともに1メートルほど。山車で演奏される笛や太鼓に合わせて、3人1組の担ぎ手が獅子頭を激しく揺らす舞を披露した。強い日差しの中、沿道からは「よっ」「いいぞ」などの掛け声と大きな拍手が送られた。
御開帳を盛り上げ、伝統文化のPRをしようと、住民でつくる篠ノ井大獅子奉納会が初めて企画した。行列の参加者の数は、地元の中学校のマーチングバンド、高校のブラスバンドやマンドリンクラブのメンバー、商店会の関係者、消防団員など計約1800人に上った。
獅子舞は毎年7月、同地区で100年近く続く祇園祭で奉納されている。奉納会の中嶋君忠会長(69)は「100年に1度の不況も吹き飛ばしたい」と話していた。
(提供:信濃毎日新聞)
