2009年5月21日
山車の組み立て始まる 長野で24日「屋台巡行」
職人の手で組み立てられる元善町の屋台
善光寺(長野市)の御開帳に合わせて長野市中心市街地で24日に行われる「屋台巡行」に向けて、屋台と呼ばれる山車を出す地元十町会の1つ、元善町が20日、屋台を組み立てた。ほかの九町会は22日以降に作業を始める予定で、今月末で閉幕する御開帳の終盤のイベントへの雰囲気が高まっている。
20日は市内の工務店の職人8人が元善町公民館に保管してあった屋台の骨格のほか、竜や獅子などが彫られた欄間などを同館前に運んで作業。組み上がった高さ4メートル近い屋台を、通り掛かった御開帳の参拝客が興味深そうに見上げた。
巡行を取り仕切る4つの町会でつくる「年番町」の委員長でもある清水護・元善町区長(66)は「不景気に多額の経費がかかる屋台を出すのは、ほかの町会も大変だっただろう。その努力の成果として屋台を見てもらえればうれしい」と話した。
屋台巡行は、善光寺近くにある弥栄(やさか)神社の祇園(ぎおん)祭行事。前回2003年の御開帳では約36万人が善光寺を参拝したとされる。
24日は、同寺の表参道「中央通り」の新田町交差点から末広町交差点までの約500メートルに連なった十町会の屋台が午前9時ごろ出発。踊り手やお囃子(はやし)の奏者を乗せた屋台につながる綱を住民らが引き、中央通りを北上して同寺周辺を巡った後、それぞれの町を練り歩く。
(提供:信濃毎日新聞)
