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前立本尊、宝庫に 善光寺で「御還座式」

前立本尊を載せて善光寺本堂から大勧進へ向かう輿=1日

 長野市の善光寺で1日、57日間の御開帳中に本堂内々陣で公開した前立(まえだち)本尊を宝庫に戻す御還座(ごかんざ)式があった。白装束の善光寺木遣(きや)り保存会員が前立本尊を納めた厨子(ずし)が載る輿(こし)を担ぎ、宝庫がある同寺大勧進へと参道をゆっくり進んだ。
 内々陣で法要をした善光寺一山の住職らが、内々陣の唐戸を閉ざして輿に厨子を載せるなど準備。その後、輿を先頭に信徒や住職らの行列が本堂を出発。待ち受けた参拝者が前立本尊に別れを告げた。
 参道で行列を見守った長野市妻科の宮下喜代さん(84)は「御開帳には毎回、足を運んでいるが、今回も自分の足で御還座式に立ち会えたことに感謝したい」と話した。
 御開帳中、前立本尊と回向柱をつないだ「善の綱」は同日外された。回向柱は今月中旬ごろまで本堂前に残す予定。

(提供:信濃毎日新聞