2009年6月20日
参拝者の日帰り割合増加 長野で1600人にアンケート
長野市の善光寺御開帳(4月5日~5月31日)の参拝客を対象にしたアンケートで、前回(2003年)に比べて日帰り客が増えたことが分かった。総参拝者数は前回より45万人多い過去最多の673万人(善光寺事務局の速報値)となったものの、景気悪化や旅行の「安近短」志向をうかがえる結果となった。
アンケートは、ながの観光コンベンションビューローなどが実施。御開帳中の延べ5日間、境内で1593人に面接で聞いた。市観光課が結果を概要としてまとめた。
日程を尋ねたところ、「日帰り」は61・5%で前回より8・6ポイント高くなった=グラフ。逆に、「1泊」は25・4%で5・0ポイント低下、「2泊」も7・0%で5・6ポイント下がった。「3泊以上」は4・0%で前回とほぼ同じだった。
参拝者の居住地を見ると、「関東」43・9%、「長野市内」と「長野県内」24・1%、「東海」12・9%、「新潟・北陸」9・0%、「関西」3・4%と続き、前回と大きな変化はなかった。
交通手段で最も多かったのは前回同様「マイカー」だったが、割合は前回より6・3ポイント高い61・7%に。土日祝日の「高速1000円乗り放題」が影響したとみられる。
こうした結果から市観光課は「不況による宿泊費の節減傾向が反映したのでは」とみている。
市は、19日の市議会産業振興対策特別委員会に結果を報告した。市議からは「宿泊客や、関西方面からの客を増やす策をどう進めていくかが今後の課題」といった意見が出た。
(提供:信濃毎日新聞)
