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信毎御開帳関連ニュース

 長野市の善光寺御開帳(4月5日~5月31日)の参拝客を対象にしたアンケートで、前回(2003年)に比べて日帰り客が増えたことが分かった。総参拝者数は前回より45万人多い過去最多の673万人(善光寺事務局の速報値)となったものの、景気悪化や旅行の「安近短」志向をうかがえる結果となった。
 アンケートは、ながの観光コンベンションビューローなどが実施。御開帳中の延べ5日間、境内で1593人に面接で聞いた。市観光課が結果を概要としてまとめた。
 日程を尋ねたところ、「日帰り」は61・5%で前回より8・6ポイント高くなった=グラフ。逆に、「1泊」は25・4%で5・0ポイント低下、「2泊」も7・0%で5・6ポイント下がった。「3泊以上」は4・0%で前回とほぼ同じだった。
 参拝者の居住地を見ると、「関東」43・9%、「長野市内」と「長野県内」24・1%、「東海」12・9%、「新潟・北陸」9・0%、「関西」3・4%と続き、前回と大きな変化はなかった。
 交通手段で最も多かったのは前回同様「マイカー」だったが、割合は前回より6・3ポイント高い61・7%に。土日祝日の「高速1000円乗り放題」が影響したとみられる。
 こうした結果から市観光課は「不況による宿泊費の節減傾向が反映したのでは」とみている。
 市は、19日の市議会産業振興対策特別委員会に結果を報告した。市議からは「宿泊客や、関西方面からの客を増やす策をどう進めていくかが今後の課題」といった意見が出た。

(提供:信濃毎日新聞
前立本尊を載せて善光寺本堂から大勧進へ向かう輿=1日

 長野市の善光寺で1日、57日間の御開帳中に本堂内々陣で公開した前立(まえだち)本尊を宝庫に戻す御還座(ごかんざ)式があった。白装束の善光寺木遣(きや)り保存会員が前立本尊を納めた厨子(ずし)が載る輿(こし)を担ぎ、宝庫がある同寺大勧進へと参道をゆっくり進んだ。
 内々陣で法要をした善光寺一山の住職らが、内々陣の唐戸を閉ざして輿に厨子を載せるなど準備。その後、輿を先頭に信徒や住職らの行列が本堂を出発。待ち受けた参拝者が前立本尊に別れを告げた。
 参道で行列を見守った長野市妻科の宮下喜代さん(84)は「御開帳には毎回、足を運んでいるが、今回も自分の足で御還座式に立ち会えたことに感謝したい」と話した。
 御開帳中、前立本尊と回向柱をつないだ「善の綱」は同日外された。回向柱は今月中旬ごろまで本堂前に残す予定。

(提供:信濃毎日新聞