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03月19日(木)午後12時32分

民心を引きつけてきた歴史 大勧進の小松貫主が都内で講演 信毎御開帳ニュース

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 善光寺大勧進(長野市)の小松玄澄貫主(かんす)は18日、都内の経団連会館で講演し、善光寺信仰の歴史や4月5日に始まる御開帳について説明した=写真。講演会は経理・財務知識の普及に取り組む一般財団法人産業経理協会の主催で、上場企業の経理部長ら約60人が貫主の話に耳を傾けた。
 小松貫主は、善光寺が全国で広く民心を引きつけてきた理由を「女人禁制でなく女性に開かれた寺、権力者でなく大衆の力で建てられた寺というところに魅力があった」と説明。戦国時代には本尊が長野から離れて武田信玄や豊臣秀吉らの間を渡り、武将が本尊を利用して権威を民衆に示した史実も紹介した。
 今年の御開帳は北陸新幹線(長野経由)金沢延伸で前回以上の人出が見込まれており、「多くの人が長野を訪れてくれるのはありがたい」と述べた。
 夜の山中を何日も歩く自身の修行の経験にも触れ、「この間、一日として自然が同じ姿だったことはない。人間の過ごし方も、同じ日は二度と訪れない。われわれは自然に生かされ、自然とともにある、と教えられた」と語った。

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