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03月26日(木)午後12時22分

善光寺鐘楼、復旧終え「時の鐘」響く 奉賛会も幔幕など奉納 信毎御開帳ニュース

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 昨年11月の地震で土台が崩れた長野市の善光寺鐘楼の復旧工事が終わり、25日、久々の「時の鐘」が境内に響いた。長野商工会議所などでつくる御開帳奉賛会もこの日、本堂や山門に張り巡らす白い幔幕(まんまく)と五色の吹き流しを奉納。7年目に1度の御開帳を迎える雰囲気が整ってきた。
 鐘楼は、地震後の昨年12月下旬から建物部分と石垣とを離して基礎を固め直し、元通りの端正な姿にした。僧侶や奉賛会関係者らによる法要の後、午前11時に堂番が十数回鐘を突き、以前と同じ音を響かせた。内田道樹・寺務総長は「長野五輪の際、世界の平和と安穏を願って毎日突いている、と発信した鐘。無事復旧し、ほっとしている」と感慨深げだった。
 一方、奉賛会は会長の北村正博・長野商工会議所会頭らが紋付きの正装で本堂に入り、目録を僧侶に渡した。北村会長は取材に「新しい幔幕で大勢の皆さんをお迎えしたい」と述べた。菊と寺紋の「立葵(たちあおい)」があしらわれた幔幕は4張が本堂、1張が山門で24日から張られている。境内を清掃していた県シニア大学長野学部の田仲滋さん(77)は「純白が映え、いよいよ御開帳が始まる雰囲気だね」と喜んでいた。
写真説明:鐘楼前で営まれた復旧工事完成の法要(上)。御開帳に向け、新調された善光寺本堂の幔幕

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