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04月05日(日)午前10時54分

善光寺で前立本尊の御遷座式、回向柱も開眼 信毎御開帳ニュース

 2015040511大勢の参拝者に見守られ、大勧進から善光寺本堂へ向かう前立本尊の行列=4日午後2時47分[/caption] 長野市の善光寺で前立本尊と回向柱とが善の綱で結ばれた4日。6年ぶりの御開帳開幕(5日)を待ち切れないかのように、大勢の参拝者らが前立本尊との結縁を求めて回向柱を仰ぎ、手で触れた。
 前立本尊を収めた厨子(ずし)は、御輿(みこし)に載って宝庫のある大勧進を出発。一山住職らとともに人垣の間を通って本堂内に運ばれると、住職たちが「わっしょい、わっしょい」と3度回し、安置した。
 続く回向柱の開眼法要で柱を覆っていた純白のさらしが外されると、「おぉ」というどよめきと拍手が湧いた。内田道樹・寺務総長が「これで前立本尊の命が宿り、柱は仏になりました」とあいさつし、住職らが柱に手を触れた時、ちょうど薄墨色の雲が切れて西日が柱を照らした。
 規制が解かれると、大勢の人が柱へ。何度も何度もさする人、両手を付けて目を閉じる人、スマホで記念撮影する人…と祈りの姿はさまざまだ。きょうだいや友人と訪れ、初めて回向柱に触れた東京都八王子市の金山勝子さん(79)らは「もう大感激」「ここに来るだけで新鮮な気持ち」と口々に喜びを語った。
 5日は午前6時からの「お朝事」で厨子の扉が開き、前立本尊が姿を現す。午前10時から天台宗、浄土宗の順で開闢(かいびゃく)大法要が営まれる。
写真説明:大勢の参拝者に見守られ、大勧進から善光寺本堂へ向かう前立本尊の行列=4日午後2時47分

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