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04月07日(火)午前11時54分

歴史ある松代も楽しんで 11日から臨時駐車場で「マルシェ」 信毎御開帳ニュース

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 長野市松代地区の各団体でつくる誘客対策実行委員会は11日、地元の特産品などの販売ブースと地区の総合案内所を連日設ける「松代マルシェ」を始める。5月末までの善光寺御開帳期間中、善光寺方面へのシャトルバス(土日祝日運行)の発着所になる松代城跡(国史跡)近くの臨時駐車場を会場とし、全国各地の観光客をもてなす初の試みだ。地区内外の出店者を募っている。
 3月中旬から会場づくりも進み、カラフルな色を塗ったベニヤ板を取り付けた10基のテントが人目を引いている。
 販売ブースは、1日10店まで出店できる。地元産の卵を使ったケーキやコーヒーを提供する喫茶や、農家による特産のナガイモの直売、地元の菓子店の和菓子、新たな名物にしようと開発したアンズを使ったおこわなどのブースが並ぶ予定だ。主婦らによる手作り品のフリーマーケットや、整体を施してもらえる休憩所も設ける。
 総合案内所は、住民組織「エコール・ド・まつしろ倶楽部(くらぶ)」や「松代文化財ボランティアの会」が担い、地区内に足を運んでもらおうと街歩きを促す。シャトルバスの車内で松代をPRすることや、5月の大型連休中に善光寺の臨時案内所で「松代甲冑(かっちゅう)隊」が参拝客を松代へ呼び込むことも考えている。
 また、善光寺に奉納し、3日に本堂前に立った回向柱(えこうばしら)の残りの杉材から作った高さ4メートル、20センチ角の「ミニ回向柱」を会場に建てる。期間中触れてもらい、回向柱寄進奉納の地をアピールする。
 テントに取り付けたベニヤにペンキを塗るなどの作業に携わっている松代町出身の画家鶴田智也さん(37)=長野市川中島町今里=は「歴史・文化に恵まれた松代では、シニア層が満足できるものが町の中にある。子どもにとっても思い出に残る町であってほしいので、あえてテーマパークのような感じにしたい」と張り切っている。
 長野商工会議所理事(松代担当)の細川隆男さん(65)は「特産のナガイモもどんどん売り出したい」と力を込める。松代ゆかりの戦国武将真田幸村の生涯を描く2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」の放映による誘客も期待し、「またゆっくり来てもらえるよう、先を見ながら地域をPRしたい」としている。
 出店などの問い合わせは、長野商議所松代支所(電話026・278・2534)へ。
写真説明:松代マルシェの会場となる駐車場で、テントに付けたベニヤ板に色を塗る鶴田さん

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