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04月21日(火)午前11時23分

声明・木管・日舞が共演 大勧進で30日コンサート 信毎御開帳ニュース

 長野市の善光寺大勧進は30日、天台声明(しょうみょう)と木管五重奏、日本舞踊が共演するコンサートを、大勧進紫雲閣で開く。御開帳に合わせた試みで、仏教声楽の声明に、オーボエなど木管楽器の若手奏者が響きを重ね、日本舞踊が、地上と天界をつなぐストーリーを舞う。
 国内外で活躍する11人が出演する。声明は、神戸市の住職で、ヨーロッパで弦楽や聖歌と共演している斎川文泰さん(61)ら3人。木管は、上水内郡信濃町出身の吉岡奏絵さん(29)ら、東京芸術大の同級生5人が2004年に結成した「木管五重奏 さくら」。日本舞踊は、東京都の立花志津彦さん(65)が振り付けし、若手2人と演じる。
 当日は、声明で始まり、声明と日本舞踊、木管と日本舞踊、声明と木管と日本舞踊―と共演を進める。声明の音階に木管が合わせ、日本舞踊は、子を失った母が苦しみから解き放たれるまでを、天女の舞とともに表現する。
 企画のきっかけは、昨年3月、「さくら」が全員の海外留学を経て長野市内で開いたコンサート。演奏を聴いた大勧進の僧侶らから声明と合わせる案が出て、日本舞踊も加わった。1月に顔合わせをし、準備を進めてきた。
 吉岡さんは「三つの異なる分野が集まり、一つの芸術をつくり上げる。その場だけのものを大切にできたらと思う」と話す。斎川さんは「日本でクラシックと合わせる機会は珍しい」と期待。立花さんは「思うことをどこまで表現できるか。分かっていただけるよう頑張りたい」とする。
 公演は午前11時、午後3時開始の2回。入場料は一般2千円、学生(大学生以下)1500円。当日券は500円増し。チケットは大勧進、ながの東急プレイガイド、ヒオキ楽器、美鈴楽器で扱っている。問い合わせは大勧進(電話026・234・0001)へ。

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