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04月25日(土)午後12時48分

善光寺信仰や飯縄信仰、広がり紹介 長野市立博物館で特別展 信毎御開帳ニュース

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 長野市小島田町の市立博物館は25日、善光寺御開帳を記念した二つの特別展「信仰のみち〜善光寺・戸隠・飯縄・小菅・斑尾・妙高〜」と「狐(きつね)にまつわる神々」を始める。24日は来館者に展示解説するボランティア向けの内覧会があり、約30人が善光寺信仰や飯縄信仰に関連する仏像、重要文化財など県内初公開の文化財を見て回った。
 「信仰のみち」では、善光寺信仰に関連する北信地方の仏像を中心に、江戸や鎌倉時代の約70点を展示。「銅造菩薩(ぼさつ)立像」(新潟県妙高市の関山神社蔵)や、「木造見返り阿弥陀(あみだ)像」(山形県米沢市の出羽善光寺蔵)などもあり、上越、関東地方への信仰の広がりを紹介する。
 「狐にまつわる神々」は、飯縄山(長野市)が発祥とされる飯縄信仰に着目。「飯縄権現」は上杉謙信と武田信玄が信仰した軍神として知られており、キツネにまたがる「烏天狗(からすてんぐ)」の姿をしている。県内初公開の「伊頭那(飯縄)曼荼羅(まんだら)図」(栃木県日光市の輪王寺蔵)には、キツネにまたがるインドの女神「ダキニ」が描かれている。
 学芸員の竹下多美さん(36)は「飯縄信仰はまだ分かっていないこともある。いろいろな想像をしながら見てほしい」と話している。
 企画展は5月31日まで。ボランティアは期間中の土日と祝日に展示解説する。開館時間は午前9時〜午後4時半。入館料は大人300円、高校生150円、小中学生100円。問い合わせは市立博物館(電話026・284・9011)へ。
写真説明:関山神社が所蔵する重要文化財の「銅造菩薩立像」

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