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「遠くとも一度は詣れ善光寺」といわれ、宗派を超えて全国の老若男女の信仰を集める善光寺。その由来を伝える「善光寺縁起」をひもとけば・・・。
その昔、天竺(インド)のこと。娘の如是姫の病気を阿弥陀如来に救ってもらった月蓋長者は、それまでの不信心を改心し、深く仏教に帰依。如来の姿をこの世にとどめ、終生お仕えしたいという長者の願いに応じて、釈尊と阿弥陀如来は竜宮の閻浮檀金によって阿弥陀如来と寸分違わぬ姿の一光三尊阿弥陀如来を出現させました。
長者が亡くなった後、この如来は百済に渡り、さらに仏教伝来とともに聖明王より日本に献じられました。いったんは宮中に迎えられましたが、仏教を日本に受け入れるか否かの争いの中、如来は物部氏によって難波の堀江に捨てられてしまわれます。
ある時、信濃の住人本田善光が堀江を通りかかると、如来に呼び止められます。「おまえは天竺の月蓋長者、百済の聖明王の生まれ変わりである」。すべてを悟った善光は如来を背負って故郷へ持ち帰り、自宅に手厚くお祀りしたのが善光寺の始まりであると語られています。
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