遠くとも 一度は詣れ善光寺 救い給うぞ 弥陀の誓願

日本最古のみ仏を祀る善光寺は、日本を代表する霊場であり、法燈連綿として約1400年の歴史を経て今日に至っております。
寺伝によれば、本堂は皇極天皇元年(642)の創建以来、11回の火災に遭いましたが、その度ごとに全国庶民の如来さまをお慕いする心によって復興され護持されてきました。

善光寺本堂は国宝に指定されており、わが国の木造文化財としては最大級の建造物です。桧皮葺の壮麗にして優美な本堂は、じつに全ての人々を暖かくみ仏の慈悲で包んでくださる道場であります。み仏をお祀りする「金堂」と、多くの人々が僧侶の勤行にともに参加して礼拝する「礼堂」とが一体になった建築です。太く丸い柱や用材には桂の木が多く使われていることから、一名「桂御堂」とも呼ばれております。「戒壇巡り」でみ仏とご縁を結び、み仏に護られているよろこびを頂いてください。
ご本尊「一光三尊阿弥陀如来」さま(中尊阿弥陀如来・脇侍観音菩薩・勢至菩薩のご三躰が、一つの光背の中に立たれるお姿)は、インド・朝鮮半島百済国を経て、欽明天皇13年(552)日本に渡られた三国伝来のみ仏でお秘仏となっております。

善光寺はいずれの宗派にも属さず、すべての人の往生極楽の門として、また現世の安穏をお与え下さる大慈悲の如来さまがおわす聖地として、広く深い信仰を得ております。
如来さまとのご縁を深められ、心に安らぎと、力強く生きる力を頂いてください。


山門(三門) -重要文化財-

二重の入母屋造り。屋根はサワラの木の栩葺(とちぶき)で高さ20メートル、善光寺の額は輪王寺宮公澄法親王の御筆になるものです。
寛延3年(1750)落慶。

仁王門

宝暦2年(1752)建立のものが元治元年(1864)再建されましたが明治24年火災で焼失。現在の仁王門は大正7年建立のもので、定額山の額は、伏見宮貞愛親王の御筆になるものです。

大勧進

善光寺本坊大勧進は厄除不動尊のほか、宝物館には源氏物語事書や大手鑑など貴重な展示も。

大本願

宝物館には宮中と縁深い遺品、書画が数多く、木造伐折羅大将像など貴重な展示も。

善光寺 宿坊

善光寺境内には39もの宿坊があります。それぞれが独立した寺院ですが、善光寺一山として各住職が善光寺の行事執行に重要な役割を果たしています。参拝者の宿泊も受け入れていて(要予約)、貴重な仏像や宝物を拝観できたり、翌朝の「お朝事」や「お数珠頂戴」に参列できたり、宿坊によっては精進料理を頂けたりと、充実した善光寺参りをしていただけます。

善光寺仲見世通り

仁王門より広がる石畳通りは、仲見世と呼ばれる賑やかな売店街です。仏具店、土産店、飲食店などが軒を連ね、おやき、そばなどの名産とともに、そば、みそ味などのソフトクリームも人気があります。昔、仲見世の真ん中あたりに善光寺の本堂はあり、現在では延命地蔵が祀られています。